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砂糖衣 だるまさん振出 白桜枝
花枝模様を手描きした手のひらに収まる位の可愛い小さなだるまの形の振出し。中にはコロコロ金平糖が入ります。気軽に甘い砂糖菓子金平糖を入れて振るとカラコンとなりだすます。茶籠 茶箱に詰めてお持ち歩きください。
作り手から話し
雪だるまの様な形を手捻りで作りました。
その形を石膏で型取りして出来た鋳込み型に、磁器の泥を流し振出しの本体を制作してます。
生地を乾燥させてから綺麗に水拭きして型を整えます。
綺麗に整えて素地の表面に丁寧にいっちん泥漿彩で日本の花 桜を描いて絵付け。
素焼きをした後に、ベールをかける様に、アイシングクリームの様な質感の白と青紫の2色の釉薬を施釉。釉薬の上から更に大きなスポイトのような絞り器でいっちん釉彩絵付けを施し、窯で1210度焼成。程よい艶のるマットで柔らかいお菓子のような表情に焼き上がげたのち、金彩ポイント絵付けをしておしゃれに仕上げました。
●釉薬から浮き上がるいっちん泥漿彩とは●
素焼き素地の表面にマヨネーズ状の磁気土を大きなスポイトの様な細い孔が付いた絞り器から絞り出し絵付けをします。絵付けの部分は粘土質のため少し盛り上がりがあり、その上から砂糖衣の釉薬を施釉することで釉薬から模様が浮き上がるよう何表情になります。
これをいっちん泥漿彩と私は呼んでます。
●釉薬の上からも更にいっちん釉彩●
施釉した表面に、更にマヨネーズ状の透明な系の釉薬で更に枝豆や花びらのような模様を細い孔付き絞り器を使い描いてます。これをいっちん釉彩と私は呼んでます。
●砂糖衣の器の名付け由来●
アイシングクリームの様なマットな質感でお菓子みたいだなあと感じた私。アイシングクリームを日本語で砂糖衣と書くのを知り、この美しい言葉のひびきに惹かれるました。
絵付けした素焼きの生地に釉薬を塗る作業はまるで焼き上がる前の素焼きに生地にベールを一枚かける様だと思っているので砂糖衣を羽織った器=砂糖衣の器と名付けました。
- − 器サイズ 素材 −
- 口の幅 約15㎜ 高さ本体 80㎜ 蓋込で約100㎜ 幅一番太いところ55㎜
- − 箱サイズ −
- 器サイズによります
- − 素材 技法 −
- 磁器土 白マット秞といっちん彩絵付け 金彩 日本製
- − 対応機種 −
- 電子レンジ ○/オーブン ×/食洗機 ×