2021.06.30
長く楽しもう。紫陽花の器
6月初旬の新宿髙島屋で開催した涼楽展での出品の器をオンラインでも皆様に見ていただきたい思いで、毎日毎日コツコツ器を撮影してたら、なんともう7月。
せっかく撮影した紫陽花柄の器。
「もうすぐで、シーズンオフだわあ。」と焦りながら、じっくり眺めてたら、青紫の小花柄に見えてきて、
「なんだかまだまだ夏中涼やかかな趣を味わえる器じゃない?」と思い直し、
気分を上げて、私流の涼を楽しむ器使いを紹介します。
近所のお家の庭から、夫が作った畑の野菜と交換で、いただいたきれいな紫陽花の花とともに、梅雨をさわやかにするお抹茶をいただきました。
お菓子はヨーグルトと甘酒のようかん 紫陽花碗で点てたお抹茶のグリーンにうっとり。お抹茶って本当に日本の宝石茶ですね。
お抹茶を包み込むお碗を手に取りながらちらっと見える絵模様をゆっくりのんびり眺めてたらうっとおしいじめじめや猛暑の辛さも吹き飛びそう。
お次は、砂糖衣 12角小鉢 白紫陽花。冷蔵庫で冷やした12角小鉢におばあちゃん手作りのコーヒー寒天を入れて、市販の練乳宇治抹茶氷バーアイスを細かく刻みトッピング。しゃりつるの新食感。白い器と茶と緑、なんともしっとり、涼しい雰囲気。
他にもところてんや冷菜のジュレなんかも合いそうです。
涼楽の器展は夏の間のオンライン展示です。7月からも新作を更新して参りますのでお楽しみに。