Katari

buzan かたりべ

2022.03.21

絵付けから窯入れまで

桜も開花。春めいてまいりました。

工房ではご予約いただいている春の新作の器の絵付け 釉がけ 窯入れ そして本焼きの作業をしています。

ざっくりですが作業工程を今回はご紹介いたします。少しでもbuzanの器を身近に感じていただければ嬉しいです。

 

★先ずは素焼き生地に鉄分の多い顔料で下書き無しの毛筆絵付け

写真は薔薇と桜の絵柄です。

撥水効果の含んだ顔料はとても固まり易いので水で溶いただけの顔料よりもかなり筆が自由に動かないので、難しいです。

 

★輪郭を描いた後に 色の顔料で色づけをします。

 

★色づけののちに 施釉 白い色のマット秞役を全体に掛けます。

今回はお重箱や角小鉢に お皿 いろいろあります。

この写真からだと、どんな色に焼き上げるか想像つきませんね。

 

★最後に窯入れ。砂糖衣の器のシリーズは 電気窯での酸化焼成になります。

窯出しまで 今しばらくお待ちくださいませ。